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なぜヤクルトは他の乳酸飲料より高いのか?4つの理由と違い|ピルクルと比較

 

乳酸菌が健康志向で流行っている昨今。

 

スーパーなどで売っている同じトクホ(特定保健用食品)に指定されている乳酸飲料のピルクルなどは10本で200円台なのに一方でヤクルトは10本で倍近い400円ほどで高いですね。

 

なぜ同じ乳酸菌なのにヤクルトは高いのか?また値引きされないのか?

スーパーなのでよく販売されているヤクルトとピルクルを例にとって比較してみました。

ヤクルトが他の乳酸飲料より高いには4つの理由がありました。

 

  1. 乳酸飲料の違い
  2. 研究開発費など予算の違い
  3. 販売形態による価格設定
  4. ブランドの確立化のため

 

具体的に何が違うのか見てみましょう。

 

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「ヤクルト」と「ピルクル」の内容の違い

 

ヤクルトに含まれる乳酸菌は他の乳酸菌とは違いますし、量なども違います。

 

ヤクルト ピルクル
容量 65mL 65mL
乳酸菌種 L.カゼイシロタ株 L.カゼイNY1301
乳酸菌量 200億以上 150億以上

 

乳酸菌の株の違い

 

  • ヤクルトはL.カゼイシロタ株
  • ピルクルはL.カゼイNY1301

 

他の乳酸飲料が使用している乳酸菌とは違い「L.カゼイ・シロタ株」を使用しております。

 

L.カゼイ・シロタ株とはヤクルトが保持している独自の株です。

 

乳酸菌の一種であるラクトバチルス属カゼイの株の一つ

現在の2020年から薬90年前の1930年にヤクルトの創設者でもある医学博士代田稔(しろたみのる)氏が京都大学医学部微生物学教室にて耐酸性の高い乳酸菌の株を見つけたものです。

 

正式名称はご自身の代田の名前を含んだ「ラクトバチルス・アシドフィルス・シロタ株」

ヤクルトでしか使用されていない特別な乳酸菌の株なのです。

 

L.カゼイ・シロタ株の特徴的な性質は

酸性に特別に強いため胃の中の酸性の胃液等でも死ななく便になるまでずっと生きたままで腸に届くということです。

 

ちなみにピルクルの乳酸菌はL.カゼイNY1301です。

 

乳酸菌の含有量の違い

 

  • ヤクルトは200億個以上
  • ピルクルは150億個以上

 

ヤクルトとピルクルの違いは容量は65mlで同じです。

しかし乳酸菌の種の違いや乳酸菌が含まれる数が違います。

 

特に乳酸菌量ヤクルトは200億個以上でピルクルより30%多く

 

1本あたり50億個の差が生じています。

 

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「ヤクルト」と「ピルクル」研究開発費の比較

 

  • ヤクルトの研究開発費 120億円
  • ピルクルの研究開発費    60億円

 

ヤクルトには研究施設がありヤクルトの乳酸菌の研究の他にも化粧品など多くの研究を行っています。

 

他の乳酸飲料メーカーと比べて膨大な経費がかかっていることです。

ヤクルト研究所
https://institute.yakult.co.jp/

 

ヤクルトの研究開発費は約120億以上です。
また売上高 約3700億円において3%以上を研究費に充てています。

 

一方ピルクルを販売している日清ヨークでは売上4300億に対して研究開発費は60億で研究費の割合は1.5%です。

 

ヤクルトの研究開発費は金額ベースでも割合ベースでも2倍でレベルが違いますね。

 

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「ヤクルト」と「ピルクル」の販売形態を比較

 

  • ヤクルトは訪問販売(1部製品は店頭販売もあり)
  • ピルクルは店頭販売

 

スーパーやコンビニなどでも良く見かけるヤクルトとピルクル。

 

ヤクルト製品にはヤクルト以外にもジョアやミルミルなどもありますが、どこでも売っているように思えます。

 

実はヤクルト製品の店頭販売は1部に限ります。店頭販売されていない大半の

ヤクルト製品は本来はヤクルテレディが訪問販売するものなのです。

 

つまり

 

訪問販売されるためにその分の経費もプラスされて販売価格が決定していることになります。

 

そのため訪問販売されている価格と販売格差が生じないように唯一店頭販売されているヤクルトなども卸値なども調整されて同じ価格に設定されており値下げされないようにしていると思われます。

 

今とても人気で良く寝れると言われているヤクルト1000などもコンビニなどでは販売されていないのも訪問販売が主であるからです。

 

日本だけでなく世界でもヤクルトレディは活躍しています
https://www.yakult.co.jp/global/

 

 

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ヤクルトの歴史とブランド力

 

  • ヤクルトは1935年販売開始
  • ピルクルは1993年販売開始

 

 

ヤクルト販売は1935年で歴史は古く競合相手のピルクルの1993年販売と比べても60年近くの差があります。

 

ヤクルトは長い歴史の中で乳酸飲料のトップであり続けているブランドがあります。

 

野球のヤクルト球団も運営しておりブランドとしての確立を保持していることも高い理由の一つです。

 

エルメスやグッチなどのブランドと同じですよね。ブランド力での価格設定があります。

 

他の乳酸飲料よりヤクルトが高い訳まとめ

 

なぜヤクルトは他の乳酸飲料と比べて高いのか?

 

調べてみると長い間、愛されて飲み続けているヤクルトの歴史も感じる結果となりました。

 

  • ヤクルト独自の乳酸菌と量の違い
  • 研究開発の充実
  • 販売網の価格設定
  • ブランド力

 

納得の価格ですね。

 

ちなみに今CMなどで拡販されているヤクルト1000などは1本130円です。オロナミンCなどの栄養ドリンクと同じレベルの高さです。

 

 

【参考ページ】

 

 

 

【ヤクルト1000の効果・違い】

 

【ヤクルト1000の飲み方】

 

【ヤクルト1000の購入など】

 

【ヤクルト番外編】