この記事は約 4 分で読めます ( 約 1989 文字 )
- 更新
- 生活
メルカリは、フリマアプリとして人気を集めています。
多くの人が不要になったものをメルカリで売っています。しかし最低価格の300円で売っても利益が出るのか疑問に思う人もいるかもしれません。
- メルカリ300円で売れば赤字なのに何故売る?
- メルカリ300円で利益が出るのは?
- メルカリ300円で売っていて稼げるのか?
先ずはメルカリ側がなぜ最低価格300円を設定しているかというと
理由は2つあります。
- 0円出品など悪質な出品を制限するため
- 利益を出す最低ラインが300円のため
公式サイトでも掲載しています。
-
1・悪質な出品をシャットダウンするため
2・出品者がギリギリ赤字にならない金額を保つため
実際にメルカリ便の一番安いネコポス210円の送料で300円で売ったとすると手数料が引かれて65円の利益しか出ません。
それでも多くの人たちがメルカリ最低販売価格の300円で出品しているのは何故でしょう?
そして実際に300円で稼げるのか?これから探っていきましょう。
メルカリ最低販売価格300円で利益は?送料別の比較
メルカリの最低価格300円で販売している人の意味合いや目的は様々でしたね。
全然利益がなくてもいい、
逆に赤字でも手放したいなど様々な様相がありましたが、
実際にメルカリ最低価格300円で販売して実際にどれくらいの利益がでるのでしょうか?
2023年のメルカリの手数料およびメルカリ便などの送料等を考慮して試算してみました。
メルカリ便 | 郵便 | 着払い | |
販売 | 300円 | ||
手数料10% | 30円 | ||
送料 | 210円 | 84円 | 0円 |
利益 | 60円 | 186円 | 270円 |
利益率 | 20% | 62% | 90% |
※メルカリ便は一番安いネコポス210円
※郵便は封書の切手84円で試算
この利益率はあくまでも原価が0円の場合なので利益よりも原価が高ければ全て赤字になります。
実際に300円で販売しているメルカリの品々は↓
メルカリ便を利用した場合の利益
メルカリ便の最安値のネコポスで換算しました。
それ以上のメルカリ便はコンパクト便450円でマイナスになるので除外しました。
利益60円に対して商品の原価が60円以上だと赤字になります。
300円でメルカリ便で出品している人は利益度外視の可能性が大です。
出品している商品を見る限り小物や本などが多いですね。
300円でメルカリ便で匿名配達で出品している品々は↓
それでは何故300円で売っているかというと、それなりの理由や目的・意味がありましたので下記の記事を参考にしてみてください。↓
※私も同様で利益を得るというよりも処分が目的になっています。
郵便を利用した場合の利益
唯一メルカリ300円で稼いでいる人たちが利用しているのが郵便ですね。
特に薄いものなどは最低送料の83円の切手を貼って封筒で郵送するものです。
郵便なのでメルカリ便などの匿名配達はできませんね。
300円-手数料30円-切手代84円=利益186円 (利益率62%)
利益率62%という驚異的な数字です。
原価がもし0円であれば利益62%となります。
もしこの商品が100個売れれば約2万円の利益 ・・・まあまあな金額です。
多くの人が郵便の切手を利用する目的はやはり利益率を上げるためです。
300円で郵便切手で封筒で出品している品々は↓
特に家で獲れた野菜の種・無料のクーポンなどなど様々な原価0円の商品を売っている人たちが多くいます。
着払いを利用した場合の利益
着払い300円販売している多くの人たちの目的は断捨離・処分が目的です。
主に大きい重い商品で本棚とか健康器具や大型家電が中心です。
300円-手数料30円-送料購入者負担0円=利益70円 (利益率23%)
利益が70円なので原価が0円だったとしても70円ですので、もちろん利益などは追及していません。
家電商品で着払いでメルカリ300円↓
処分に困っている物を引き取ってもらえればそれでいいのです。
結果、メルカリで300円で着払いだろうがメルカリ便だろうが、稼ぐまでにはなりませんね。
【まとめ】メルカリ最低価格300円での利益ほぼ無し
- メルカリ300円で利益は数十円で儲けは無し
- メルカリ300円販売の主な目的は処分で利益は度外視
- メルカリ300円販売で儲けられるのは原価0円で郵便で発送している商品
メルカリ最低価格300円で販売しても殆ど利益は無くて稼げることはできません。
唯一メルカリで300円販売で稼いでる人たちは副業で原価0円で郵便で発送している商品ですね。
原価0円で売れるものは↓
利益は数十円のため大半は儲けは度外視て処分が目的ですが、一部では副業で専門に郵便切手を利用して送料を安くして稼いでいる一部の人たちも存在していました。
【メルカリ関連】