この記事は約 10 分で読めます ( 約 5723 文字 )
- 更新
- 車
2019年7月からスピードパスに替わってEnekey(エネキー)というキャッシュレス給油のキーホルダーが登場しました。使用していた方知っているとは思いますが、ガソリンスタンドの給油画面にかざすだけでクレジット決済が済んでしまう優れものです。
基本どんなクレジットカードでも紐つけ出来るのでイチイチ新規でクレジットカード申し込みをしなくても、お手持ちのクレジットカードで契約が出来ます。
今回はTポイントを付与される特典がついたので、どのクレジットカードとTポイントを登録して紐つけすればお得なのか?を探ってみてみましょう。
EneKeyへのTカード番号の紐付けは、ENEOSセルフ店頭で可能です。SSスタッフにお申し付けください。※EneKeyはENEOSセルフのみでご利用いただけます。
エネキーのTポイントカード登録とポイント付与の仕組み
以前の機種だったスピードパスで給油する時に特典が受けられるクレジットカードには限りがありました。
今回のエネキーには一般提携クレジットカード(※対象外カード除く)であればクレジットカードの種類などには制限が無くて、さらにTポイントカードを取得している人にはクレジットとは別にTポイントが200円毎に1ポイント付与されるサービスになっています。
Tポイント付与の登録はENEOSガソリンスタンドの店頭
スピードパスからのエネキー(Enekey)の切り替えはWebからもできますが、基本はクレジットカードの登録もTカードの登録も指定ガソリンスタンドで行います。
Tポイントの付与登録はご自身のTポイント番号をGS(ガソリンスタンド)で登録するだけで簡単にエネキーと紐付けされます。
Tポイントカードを所持していない、契約していない方でも可能
Tポイントを日頃利用したいなくTポイントの契約をしていない人でも、普通のクレジットカードを利用しても別途Tポイントカードの登録すればTポイントの付与がされます。
Tポイントカードを取得していない人は、みすみすポイントを損しているようなものですね。
もし、Tポイントカード(無料)を持っていない方は直ぐに登録することをお勧めします。
Tポイントカードは、お近くのTSUTAYAやドラッグストアのウエルシアなどでも直ぐに無料で発行してもらえますよ。
Tポイント公式ページ(Tポイントカード)
https://tsite.jp/r/guide/web/index4.html
-
Tカードとの併用およびTカード番号の紐付けが可能なクレジットカードは一般提携カードが対象となります。
紐付け可能なTカードの種類に制限はありません。
どの企業が発行したTカードであってもEneKeyへの紐付けは可能です。(ただし、モバイルTカードについては対応しておりません)
なお、Tカード番号の紐付けは店頭にて可能です。
例えば、イオン系のクレジットカードを紐つけして給油すると
貯まったTポイントは給油時にも利用できます。
日頃Tポイントを利用していない人でも給油時に利用できますので、貯まったらガソリンスタンドで利用することができます。
サービスステーションでは、EneKey利用時にTポイントを利用することが可能です。コンビニやドラッグストアでTポイントを利用する場合は、これまで通りTカードをご掲示ください。
但し、条件によってはTポイントが付与されないカードもありますのでご紹介します。
公式エネキーHP:https://eneos-enekey.com
Tポイントが付与されるクレジットカードは2種類
Tカード番号の紐付けは店頭にて可能です。
一般提携クレジットカード(EneKeyの特別ポイント付与のカード以外)は全て対象となります。
但しご本人がTポイントを付与できるTカードの個人番号をもっていないと付与はできません。
Tカードとの併用およびTカード番号の紐付けが可能なクレジットカードは一般提携カードが対象となります。
紐付け可能なTカードの種類に制限はありません。どの企業が発行したTカードであってもEneKeyへの紐付けは可能です。(ただし、モバイルTカードについては対応しておりません)
なお、Tカード番号の紐付けは店頭にて可能です。
Tカード提携クレジットカード
これはクレジットカードにTカードの機能をプラスしているものです。
このカードでTポイントの付与もできますしTSUTAYAでDVDなどのレンタルなどもできるものです。
よくみかけると思いますがクレジットカードの上にTポイントのデザインがあるカードですね。
Tポイント公式サイト
Yahoo!カードであれば
通常のTポイント等のYahoo!カード特典以外にEnekey給油で別に200円で1ポイントが貯まりますので実質1.5%の還元になりますね。
またキャンペーンなども盛んに開催しているので条件付きですが固定ポイント10000円がもらえるなどがあります。
実は私もYahoo!カードを契約して10000円分のポイントを頂きました。
今までは楽天カードでスピードパスを契約したいたのですが、今あるYahoo!カードで新規でEneKeyを契約しようと思っています。
Tカードと提携していない一般クレジットカード
一般提携カードのクレジットカードでもご利用になれます。
クレジットと別にTポイントカードを所持していれば問題ありません。
公式サイトより
- Tカードとの併用およびTカード番号の紐付けが可能なクレジットカードは?
- 一般提携カードが対象となります。もともと特典が付与されるENEOSカード、シナジーカード、特別提携カードおよび法人向けカードは、Tカードと併用いただけません。
一番特典が高いカードやもしくは一番利用しているカードと紐付けた方が新規でカード発行するよりは一番簡単ですね。
Tポイントカードを持っていなければ、Tポイントは付与出来ないので新たにTポイント提携カードを発行するか、もしくはスタンドや近くのTSUTAYAなのでクレジット機能が無いTポイントカードを発行してください。
Tポイント公式ページ(Tポイントカード)
https://tsite.jp/r/guide/web/index4.html
そもそもあまりTポイントを利用していない方にとっては必要ないという人もいるかと思います。
その場合は別にTポイントを紐つけしなければいいことですので、それでことが済みます。
つまりTポイントを紐付けないでクレジットカードだけ紐つけして支払う方法です。
Tポイントが付与されないクレジットカードは3種類
エネキーにTポイントを紐つけ出来ないクレジットカードには3種類あ
ります。
以前のスピードパスで特典がついていたクレジットカードが対象になります。
公式ページより
Tカードとの併用およびTカード番号の紐付けが可能なクレジットカードは?
一般提携カードが対象となります。もともと特典が付与されるENEOSカード、シナジーカード、特別提携カードおよび法人向けカードは、Tカードと併用いただけません。
どういうことかとお申しますと、Enkeyで給油した場合、Tポイント付与をする代わりに各カードの通常のポイント付与以外に特別ポイントを付与しているからです。
各カードに対してそれぞれの特典が付与されています。
ENEOS発行の個人向けクレジットカード
主にENEOSカードとシナジーカードと呼ばれる2種類のクレジットカードになります。
- NEOS カード C
- ENEOS カード P
- ENEOS カード S
- ENEOS カード NICOS
- ENEOS カード CB(JCB)
- ENEOS カード CB(NICOS)
- ENEOS カード CB(ゴールド)
- シナジー JCBカード
- シナジー NICOSカード
- シナジー JCBカード(ゴールド)
特別提携カード
- 楽天カード
- TS CUBIC CARD
- ANAカード
- JALカード
- d カード
- ビューカード
- レクサスカード
- セブンカード・プラス
ENEOS発行の法人・団体向けクレジットカード(提携FC=AMS含む)
- ENEOS BUSINESS
- ENEOS BUSINESSⅡ
- ENEOS ASSOC
- ENEOS FC
- AMS カード
- ENEOS コーポレートカード
- ENEOS コーポレートカードプラス
- コーポレートカード
- コーポレートプラスカード
特別特典の内容は下記でご確認ください。
公式ページTポイント付与カードなどについて
https://eneos-enekey.com/kirikae/tpoint/
これらのカードの中で良く利用されるのがENEOSカードやシナジーカードですね。
特にSカードは
年会費はありますが、年1回以上の利用で無料になりますし、いつでも1L2円引きになります。
ガソリン1L150円として2円引きなら148円で約1.3%引きという換算になります。
また最上級のCカードは
月に7万円以上ご利用で1L当たり7円引きのサービスがあります。
年会費1250円かかりますが、営業で利用される方には良いカードですね。
ガソリン1L150円とすると7円引きなら143円で約4.7%引きになりますね。
7万円÷150円=467L 467L×7円=約3200円×12ケ月=年約3.8万円の節約
レクサスカードにいったってはポイント1.5倍でガソリン3%引きです。
エネキー(Enekey)に楽天カードはお得か?損か?
主に買い物を楽天を利用しているユーザーなど楽天利用頻度が高く、楽天カードを既に保持している人には楽天カードの紐付けをお勧めしています。
しかし、以前は楽天カードで給油した時は特別ポイントは1倍でしたが、現在は0.5倍に減額されてしまいました。
以前は楽天カードの通常支払い100円1ポイントの他に特典で1ポイントついて100円支払いで合計2ポイント付与されていました。
しかしエネキーに切り替わる2019年7月のタイミングでエネキーでもスピードパスでも200円毎に1ポイントに変更されています。
それでも楽天カード をお勧めするには訳があります。
多くのカードのポイント付加は200円毎に1ポイントですが、楽天カードでは通常の買い物では100円で1ポイント付与だからです。
例えば、200円の給油をENEOSセルフスタンドでした場合
ファミマTカード
200円で1Tポイント+1Tポイント=T2ポイント(1%)
楽天クレジットカード
200円で2楽天ポイント+1楽天ポイント=楽天3ポイント(1.5%)
1.5倍になり0.5%の差になります。
楽天カード お勧め人は
- 日頃から楽天ポイントを利用しているユーザー
- 日頃から楽天カードを利用しているユーザー
- 少しでもポイントを増やしたいユーザー
楽天カード は発行料も無料で年会費も無料で契約しやすいクレジットカードです。
エネキー(Enekey)はデビットカードに紐つけ出来ません
エネキーの公式ページにも記載有りますが、クレジットカードとの紐つけになりますので現金決済のデビットカードは対象外です。
公式エネキーHP:https://eneos-enekey.com
実際にEneKeyで1年でTポイントはどれ位?貯まるのか試算
実際毎日通勤で往復40Km通勤で利用したとして試算してみます。
- 1L15Kmでガソリン1L130円で試算
- 22日通勤×40km=880km+個人使用=1000km
- 1000km×12ヶ月=12000km
- 12000km÷15×130円=約10万円
1年間ガソリン代10万円としたら
Tポイントは500ポイント
よく考えたらたったのこれだけです。
もし営業などで毎月10万円をガソリン代に費やしたとしても年120万円でも6000ポイントです。
エネキーに紐付けお勧めするクレジットカードの基準
よくよくTポイント付与の試算をしてみれば、営業でガソリン給油を大量に使用していない方は目くじら立てるほどのポイントでもないかもしれません。
確かにお得なカードもあるかもしれませんがTポイントは実質0.5%のポイント。
それなら、普段の特典が高いクレジットカードを利用する方がよっぽどお得だということがわかります。
特別提携カードの特典ポイントの大半が1.5倍ポイントになっていることかからも伺えます。
スピードパスで楽天カードと紐つけしていた時はポイント1倍が特典として+1倍合計2倍で100円で楽天2ポイントついて実質2%引きだったのです。
けれども、
今回Tポイント付与に改定されたおかげで1倍が0.5倍になってしまい通常の楽天ポイント1倍をプラスして1.5倍になってしまいました。
勿論、今回Yahoo!カードに変更してもYahoo!ポイント100円毎に1ポイントとにEneKey200円毎に1ポイントなので1.5ポイントで同じです。
結論として言えば、
但し、普段からTポイントをご利用していない。またはTポイントカードを所持していない方は給油時にTポイントを利用するなどされるとよいと思います。
ただ試算したようにスタンドで年10万円ご利用でも500ポイントです。
200円1ポイントのTポイントは必要ないし使わないといった方はわざわざTポイントカードを作る必要もないかもしれません。