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ウラキモ 裏起毛 読み方

ある時に「ウラキモ(当時はそう聞こえました)」のズボンを買ってきてと頼まれました。

 

裏キモ?裏の気持ち悪いもの?のようなニュアンスで聞こえてしまい何を指しているのかまったくわからず。

 

ネットも無い時代で直ぐにググることもできるわけもなく、年も年なので恥ずかしくて聞き返すこともできずに洋服屋さんへ

 

「ウラキモのズボンを探してるのですが・・・」と店員さんに聞くと一角のコーナーにつれていかれて「この辺が全て裏キモのズボンになっています」と言われました。

 

よく見るとあったかそうなズボンで店員さんが裏をひっくり返して「このように全て裏キモになっています。」と話してくれました。

 

そこで「裏キモ」=「裏側がモフモフして温かくなっているもの」と認識出来ましたが「キモ」の漢字・当て字が分からずじまい。

 

やっとわかたことが発音が「ウラキモ」ではなくて「ウラキモウ」だということが判明

 

ウラキモ?本当の読み方は「うらきもう」裏起毛

 

【裏起毛のレディースインナー】

 

裏起毛「うらきもう」と読みます。

 

ただ発音的に「うらきもう」と聞こえずに私のように「うらきもー」と聞いてしまう人も多いかもしれません。

裏起毛とは裏側に起毛になっているものを指します。

起毛とは「布の表面の繊維を毛羽立たせること」でラシャやフランネルなどに使用されています。

主に冬用のズボンやスエットなどに多く使用されている加工技術です。

裏地に暖かい裏毛の表面を特殊加工で裏毛を立たせたもので繊維の中に空気が多く含むことで保温性が高くなって保温性が高くなる特徴があります。

更に毛立つことで肌触りもモフモフして寒さを更に感じさせなくなり冬場の定番ですね。

 

 

裏起毛のメリットとデメリット

 

【裏起毛のズボン】

 

メリットとデメリットは表裏一体でメリットだからこそデメリットの点があります。

 

裏起毛のメリット

 

先の述べた通り裏起毛があるため冬用のズボンやスエットなど用いてるだけあり保温性があり、冬や寒い場面で着用することに適しています

 

 

裏起毛のデメリット

 

 

逆にデメリットは保温性がありすぎて裏側内部が蒸れやすくなる欠点があります。
また体温調整がうまくできないデメリットもあります。

 

更に普通のジーパンなどのように素肌に着用するには適していません。

 

なぜなら内部が蒸れやすいために体温調整がしにくく肌の弱い方や素肌に直接身に付けるとかぶれたりするのであまりお薦めできません。

 

また厚手になるので運動するために着用するには適していません。

 

まとめ

 

 

【裏起毛のタイツ】

 

発音で「うらきもう」と言われても漢字が想像できなくて戸惑いますね。

 

それも「うらきもう」ではなく「うらきもー」と聞こえてしまいますから特に誤解が生じてしまいます。

 

また漢字で裏起毛と表示されていると逆に読めなくなることもあります。

 

日本語がいかに難しいかと感じた出来事でした。

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