行きつけの歯医者に歯の定期健診に行った折に奥歯の奥にある親知らずが少し炎症していることを指摘されて、その歯医者でなく総合大学病院の口腔外科で親知らずの抜歯の手術を行った。
通常であれば1週間の抜歯後には痛みは消えて通常の生活をおくれるようなことをネットで記載されていたので安心していたのですが、、、そうではなかったのです。
抜歯後の対応は手術を行った病院ではなく行きつけの病院でしたが結局、抜歯後一月たっても痛みが引かず、再手術のような感じになってしまいました。
2019年11月25日親知らず抜歯手術しましたが、現在2019年12月22日も総合病院に通院中です。
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目次
親知らず抜歯後の痛みは通常はいつまで?10日程
親知らずの痛みは通常
術後数日から1週間ほどで痛みは引いて長くとも10日程で痛みは収まってきます。
抜歯手術後1週間は腫れと痛みに痛み止めや抗生物質などの服用で耐えられる程度で1週間後に抜糸になります。
抜糸後は段々と痛みが引いてきて痛み止めの服用も必要としなくなるのが通常です。
しかし手術の数パーセントになりますが、痛みが引かなく1ヶ月も長引いたり、中には半年など数ヶ月に渡って痛みが継続することがあります。
その原因となっているのがドライソケットといわれるものです。
ドライソケットとは
しかし、この血餅が何らかの原因で形成されない、または剥がれたりすると骨がむき出しになり、その露出した骨に細菌感染などして抜歯後数日してから非常に強い痛みが発生します。
そのドライソケットに私は該当してしまいました。
実際どのような状況だったのかご説明しましょう。
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親知らずの抜糸後の痛み止めが効かない激痛に見舞われた現実
親知らずの抜歯手術をした時は腫れも出血も痛みもそれほどなく安心しておりました。
痛みも痛み止めを服用して入れば問題なく過ごせる状況でした。
毎日痛み止めを朝昼晩飲んでおりました。
術後の翌日は手術をした総合病院ではなく行きつけの歯医者に行き消毒、1週間後に抜糸をしてもらいました。
その時は順調ですといわれました。
しかし
数日後、術後10日ほどしたら痛み止めが効かないほどの激痛に襲われました。
それが夕方からでしたので痛み止めが効かず夜中は一切寝れませんでした。
それほどの痛みと言うと、ズッキーーーーーーン!!!ズキ――――――ン!!と脳天まで痛みが伝わる程の痛みです。
いつもは虫歯の痛みに耐えれるのですが、今回のは耐えられません。痛み止めも効きません・・・
翌日の日中に予約なしで行きつけの歯医者に行きました。
すると
医師
私
と尋ねると
医師
「する方法がありますが身体の負担もあるので、このまま様子を見ましょう。大丈夫です。自然に治っていきます」
と言われました
しかし、帰宅後も襲ってくる痛みボルタレンという薬をもらっていたのですが、数時間おきに服用していました。それほど耐えられない痛みでした。
(※後で怒られました最低6時間おきに飲んでくださいとのことでした。つまり1日4回ですね。)
この痛みは二日間続きました。その後は痛み止めを飲めば痛みは治まる耐えられるという感じでいました。
更に2週間後たっても痛みがあり痛み止めを投与
そして
更に3週間目に受診すると
膿が出てきている炎症を起こしているから痛み止めと抗生物質をもらう。
医師に聞いてみたら「大丈夫だ」とのこと・・・
実はここの歯医者は人気があって毎日異常なくらい混雑していていつも秒単位に対応する感じで、診察や治療前に十分な説明もなく会話もなく始めてしまう。
また疑問に思ったことや質問がなかなかできない状況や雰囲気があるので、これだけ治癒に長引いていることも「大丈夫です」の一言だけ。
その「大丈夫です」で3週間たってしまった。
状況としては
術後当日
痛み止め
痛みはあるが痛み止めで耐える。腫れや出血や痛みは少ない。
術後1週間目・抜糸
痛み止め1週間分・抗生物質3日分
痛みが激痛に変わるが徐々に引いてきた
術後2週間目
1週間分・抗生物質3日分
痛みが消えない痛み止め服用
術後3週間目
1週間分・抗生物質3日分
痛みが消えない痛み止め服用
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親知らず抜歯後のドライソケットになる原因と状況
数パーセントの確率で生じるドライソケットになる原因は様々といわれています。
主に
- 過激な運動
- 熱いお風呂に入浴
- うがい・口をすすぐ
- 歯ブラシで磨く
- 抜歯後の飲酒や喫煙
と言われています。
私の場合は
先ず考えられるのは
出血自体が少なかったことです。
出血が多ければこの脱脂綿を口に入れて下さいといわれましたが、術後直ぐに取り外しましたが血に染まることもなく、2度と使用しませんでした。
そして術後当日は口から血が出ることもなく過ごしました。
腫れも少なく、数日で腫れも引いて痛みも和らいできました。
ネットでは腫れが少ない、出血が少ない場合はドライソケットになりやすいと言われています。出血がないと血餅ができないので私に該当します。
また当日は流動食などにしてインナーゼリーなどを食べていました。
いわゆる口に当てて吸う動作で食事をしていました。
ストローなどで吸う動作は形成された血餅をはがす行為になるとありましたので、このゼリーを吸うという行為もまずかったかと思います。
次に翌日の行きつけの歯医者で消毒を受けた時に食事に気を付けていますと話したら、全然普通に食事をしてくださいと言われました。
一番いけないのは体力を落とすことが禁物だから今日から普通の食事をしてくださいと言われて、術後の翌日からバリバリと普通の食事をしてしまったことです。
多分これにより抜歯してできた穴に食事のカスが溜まり腐敗して細菌が増殖してしまったのではないかと思います。
つまり
私の場合は
- 手術後の出血が少なかった
- 当日に吸う食事をしてしまった
- 翌日から普通に食事してしまった
この3点ではないかと考察しました。
親知らず抜歯後に痛みが止まらなく再手術
結局途中で行きつけの歯医者に不信感を感じて、抜歯手術をした総合病院に再受診しました。
すると
総合大学病院での受診結果は
- 穴に食べかすが詰まり腐敗している。
- そして腐敗が進んで雑菌が繁殖しているので細菌感染して歯肉が化膿している
というものでした。
急きょ何本もの麻酔注射をして折角閉じた歯肉を再び切開して中の腐敗した食べかすと炎症して化膿した歯肉の一部を切除して大掃除のようにして綺麗にしたとのことです。
ただ麻酔もしても激痛でゴリゴリ削っている?時は椅子から転がり落ちるほどの状況で我慢してといわれましたが泣いてしまいました。
中で何をしているかは想像ですが、先ずは縫ったところを再びメスで切って穴な中の食べかすを除去して化膿している穴の側面の肉をはぎ取っている感じだったのではないかと思います。その時に骨に当たったり神経に当たったりして激痛だったのではないかと想像しています。
術後に歯茎にチューブを埋め込んだので、その口から注射器で毎日洗浄してくださいといわれて注射器を手渡れました。一日3回ほどコップ4分の1ほどの薄めた溶液を流し込んでくださいということでした。
今回は相当の血が出血して当日と翌日は口の中が血で一杯の状態でした。
朝に唾を吐くと真っ赤な唾がでてくるほどでした。
術後3日後まだ痛みと違和感があります。
口奥はチューブの穴と縫い合わせた糸そして口脇の穴ぼこ・・・
洗浄していますが・・・洗浄されているのか心配です。
親知らず抜歯後も痛みが続く「まとめ」
私の親知らずは横向きで完全埋没型で神経をかすめているものでしたので町医者の歯医者では対応できませんでした。
そのような場合は大学病院や総合病院の口腔外科に紹介状を書いて対応してもらうのが一般的なようです。
そして翌日の消毒や1週間後の抜糸やその後の対応は行きつけの歯医者にゆだねられることが多いようです。
しかし今回の件を通して分かったことは、自分で行った手術でない部分に関しては町医者は他人行儀というか積極的にかかわらないような感じを受けました。
なので術後の経緯が思わしくない例えば10日以上2週間たっても痛みが消えないとなった場合は行きつけの歯医者ではなくて
手術をした病院に外来で直ぐに受診した方が良いかと思います。