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本日令和元年1日に放送される日テレビの「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」に「笑福亭鶴瓶」さんが三助に扮して登場します。

 

銭湯の三助さん

昔の銭湯には入浴客の背中を流す三助(さんすけ)さんがいました。

 

昔の日本の銭湯は沢山ありました。

アニメにも映画にも良く出てきた町中にある大きな銭湯の煙突も見かけなくなり、少なくなってしまいましたね。

 

ネットで調べると、もう日本最後の三助と呼ばれる人は引退してしまい。
存在していないとありますが、体験ができる銭湯を見つけましたのでご紹介します。

 

 

日本で三助さんが体験できる唯一の銭湯

 

 

東京都目黒区にある「みどり湯」さんが、現在風ではありますが指圧師による三助さん:現代版Sansukeサービスを復活させていました。

 

江戸時時代から昭和の初めごろまで、浴室内にて背中を流し、マッサージを施す三助は日暮里斎藤湯の橘秀雪さんを最後にいなくなってしまいました。そこでみどり湯では何とか復活できないものかと策を練り・・・若いころ元三助だった奥沢在住の坊山さんに三助技術を伝授してもらい、按摩指圧マッサージ師の資格をもつ月足氏に三助の役割を担ってもらうことにしました。三助技術とプロの按摩指圧マッサージ師の技がミックスされてみどり湯独自の三助(sansuke)としてお客様ににご好評いただいています

 

日本の銭湯の文化をずっと伝えていてほしいですね。

 

三助さんの施術

 

  • 背中洗い5分
  • マッサージ5分

 

合計10分の至福の時間です。

 

 

  1. 男湯限定 月1回 定期開催
  2. 料金:500円
  3. 内容:お背中流し/指圧マッサージ/

 

 

当日対応OK

みどり湯フロント03-3717-4516

 

 

 

女性版の三助さんも登場したようです。

※女湯はみどり湯オリジナル女性三助がやります

 

ご希望の方がいましたら予約制ですが、一度体験するのも良いですね。

 

 

背中洗い約5分。

残り5分でお待ちかねマッサージ。

 

 

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三助の仕事と名まえの由来

 

主に銭湯の雑用が主体でした。

番頭格の上の位置で三助見習いがいたほどである。

 

三助になるには10年かかるといわれていた。

そして

三助を卒業して銭湯経営者として独立する流れがあった。

 

丁稚→番頭→三助→独立

それほど、銭湯は働く場所として確立されていた場所だったんですね。

 

もともと三助という呼称は、江戸時代には身分の低い男性奉公人などに使われていました。

 

江戸時代以降は銭湯での雑用を行う男性を総称するようになった。

 

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日本最後の三助さんだった橘さん

 

最後の三助さんは東京都荒川区にある「斉藤湯」の橘さん1人でした。
料金は1回400円。

 

当時は遠方からもわざわざ背中を流してもらいにお客さんがきたりしていました。

しかし年には勝てず2013年で流しの三助さんの仕事を引退しました。

 

日テレビの「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」番組でも今は存在していない三助さんをゲストの人「笑福亭鶴瓶」などに再現してもらっています。

 

三助が何故いなくなったか5つの理由

 

  1. 銭湯自体が少なくなった
  2. 自宅でのお風呂の普及による入浴が日常になった。
  3. スーパー銭湯など新しい形態の銭湯が増えた
  4. 経営的に運営が難しくなった
  5. 垢擦りなどの新サービスが登場した

 

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まとめ

 

時代の流れで、三助さんが居なくなるのは必然でしたね。
どうしようもない時の流れ。

 

親子でも別々に入浴する現代。

温泉などでしか、大勢で入浴する機会がなくなりましたし、背中を流しあうこともめっきり少なくなりました。

 

肌と肌を触れ合うことができた銭湯文化残していきたいものです。

 

【温泉記事】

 

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