この記事は約 6 分で読めます ( 約 3507 文字 )
- 更新
- 生活
【転送を解除して新住所と旧住所の2か所に郵便物を届けてほしい希望の図解】
個人事業主でフリーランスの為、実家と自宅(アパート)に住み分けて2か所に住みながら仕事をしていました。
【現在の郵送】
- 実家(旧住所)宛の郵便物→自宅・アパート(新住所)
- 自宅・アパート(新住所)の郵便物→自宅・アパート(新住所)
そこで郵便局で転送届を投函して、個人あてにくる全ての郵便物を自宅からアパートに転送をかけていました。
今後は転送を解除して自宅宛の郵便物は元の住所の実家に届き、アパート宛の郵便物はアパートに届くように2か所で郵便物を受け取りたいと思いました。
【転送解除して希望の郵送】
- 実家(旧住所)宛の郵便物→実家(旧住所)
- 自宅・アパート(新住所)の郵便物→自宅・アパート(新住所)
郵便局に直接伺って聞いてみると、郵便の転送の解除とか停止とか中止というものは無いといわれ困っていました。
運よく郵便局に勤めている友人から転送解除・転送停止するにはどうしたらいいかのアドバイスを受けました。
すると、アドバイス通りに転送届を投函したら
転送が停止して、旧住所の郵便は実家・自宅に届き、新住所の郵便はアパートに届くようになり無事に希望通りの2か所の別々に郵送されるようになりました。
転居届・転送を解除・停止して2か所で受け取りりたいと困っている方にご紹介いたします。
郵便局には転送解除は存在しない(転送の転送)
郵政局のHPでは転送の解除の方法は提示していません。
「転送の解除や中止という手続きはありません」とはっきりと明言しています。
転居届を出したが、転送を止めたい
転送の解除や中止という手続きはありませんが、現在、旧住所から新住所あてに転送されている場合で、旧住所に戻ってお住まいになられた方については、改めて転居届をご提出いただくことにより、新住所への転送を中止し、旧住所へ配達(新住所から旧住所へ転送)させていただきます。
引用:郵便局公式サイトより
https://www.post.japanpost.jp/question/113.html
これによると転送の解除や中止は出来ないけど、転送の転送はできるということですね。
新たに転送届を出すことで、新住所宛の郵便物は旧住所に転送され、旧住所宛の郵便物もそのまま旧住所に届くということです。
つまり、新住所に届いている郵便物は旧住所に届いて、旧住所に届いている郵便物もそのまま転送されずに旧住所に届くというものです。
これだと
私が求めている転送解除の希望しているものとは全く違ってきてしまいます。
では実際にどうすればよいのでしょうか?
実は簡単な方法で転送を停止・解除して、2ヶ所に届くようになるのです。ご紹介しましょう。
転送を解除して2箇所に届ける方法(元の実家に郵便物を届ける)
その方法とは実に簡単でした。
つまり、今までは転送届で旧住所(実家)から新住所(アパート)に1年更新で転送されていましたが、その転送先の変更をすればいいだけです。
「旧住所(実家)宛の郵便物は旧住所(実家)に転送してください」
という内容で転送届をすればいいのです。
そうすることで、新住所宛の郵便物は新住所に届き、転送されていた旧住所宛の郵便物は旧住所に届くようになります。
転送をやめる転送解除の2つの方法・手順説明
実際に手続した方法をご紹介します。
転送を解除するにはハガキとネットでの手続きの2つの方法があります。
ハガキで転送解除する方法
最初、帰省した折に自宅がある地元の郵便局に行き、転送届を書いて提出しようとしたところ、印鑑と住所が確認できる証明書(免許証)などの提示を求められました。
当時、印鑑を持ち合わせていなかったので、そのままアパートに戻りました。
現在はオレオレ詐欺などの事件も関与しているのかもしれませんが、本人確認が厳しくなっております。
郵便窓口にお越しの際にお持ちいただくもの
<ご本人(提出者)の確認>
- 個人の転居
ご本人(提出者)の運転免許証、各種健康保険証など- 会社、団体等の転居
社員証、各種健康保険証など窓口へお越しになる方と会社、団体等との関係が分かるもの(転居届の「届出人氏名印」欄には、代表者の氏名の記入および押印をお願いします。)
<旧住所の記載内容の確認>転居者の旧住所が確認できる運転免許証、パスポート、住民基本台帳カードまたは住民票等、官公庁が発行した住所の記載があるもの
そこで、旧住所の近くの郵便局で転送届をもらい、下記のように記入して捺印して投函しました。
を書いて、その下に念のために
と付記ししておきました。
県外にあるアパートのある郵便ポストに印鑑を押して投函しました。
地元の転送届を持ってきたので、その転送届には地元郵便局の印鑑が押されていました。
※郵便局に行かなかったので身分証明の提示はしませんでした。
県外の郵便局での転送届では投函していませんのでご了承ください。
もし県外の転送届でも無事に転送解除になった場合はコメント頂ければ幸いです。この記事をご覧の皆さんに共有したいと思います。
あとは無事に転送が解除されて、自宅の郵便は自宅に届くかどうか確認するだけです。
ネットで転送解除をする方法
郵政局の転居届はインターネットでもできます。
郵便局の転居届サイト
https://welcometown.post.japanpost.jp/etn/
このサイトにアクセスして下記の項目から選んで入力するだけ。
郵便の転送解除されて2か所に届くのか?2つの確認方法
おおよそ数日で転送届の処理がされます。
その処理が問題なく無事に処理されているか確認するには2つの方法があります。
1つはネットで処理確認する方法で2つ目は実際にハガキなどを投函して自宅(旧住所)に届くか確認する方法です。
WEB上で転送届が問題なく処理されているか確認する方法
転送届の上部に記号が書かれています。(上部の丸で囲った部分)
その番号を郵便局のHPに入力すれば、その転送届きが受付されたかわかります。
※ 転居届受付番号とは、10桁の英数番号です。
(1) e転居の場合
受付完了時にご登録いただいたe-mailアドレスあてに発行(受付完了メールにて送信)される番号
(2) 転居届用紙を窓口提出又はポスト投函された場合
お客様控・記入要領の右上に記載されている番号
※ 転居届の届出後6ヶ月以上経過したデータは、確認できません
処理がされていれば下記のような表示がされます。
この部分の番号を郵政局の転居確認のHPに入力
https://welcometown.post.japanpost.jp/etn/ETN10S10MMC.html
無事処理されれば処理されていれば下記のような表示がされます。
※ 転居届の届出後6ヶ月以上経過したデータは、確認できません。
実際に転送届が処理されいるか郵便物発送で確認する方法
ただ処理されても、転送が解除されたか実際には本人にはわかりません。
それを確かめる方法は自分宛にハガキを出すことです。
実際にハガキを県外から旧住所(実家・自宅)あてに投函してみましょう。
無事にハガキが転送されずに旧住所に届いたら、間違いなく転送が解除されています。
実際に県外のアパートから旧住所にハガキをだしてみたところ、テスト用のハガキが届きました。
間違いなく元の旧住所(自宅)あての郵便物は転送されていないことが確認できました。
郵便物の転送届の停止・解除「まとめ」
実家暮らししていた学生さんなどが転送届をして後々転勤などで転送の転送など大変な場合などもありますね。
そんな時はこの方法で解除をすれば実家宛の郵便物は実家に届くようになりますのでお試しあれ。
普通は転送をやめるには、転送の期間が1年が終了すれば終わります。
また転送の転送もできますが、そうしたら2か所には届きません。
以前のように、旧住所に届いて、新しい住所にも届くような2か所に自分の郵便物を郵送されるようにするには
転送届を自宅から自宅にする
簡単なことでした。
ただ、色々な事情やケースもありますので、詳しくは最寄りの郵便局にお問い合わせ下さい。