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親が郵便局でゆうちょ銀行のキャッシュカードで現金を引き出す時に暗証番号を忘れてしまい2回ほど間違ってしまったことを聞きました。
これから親が認知症になってしまいカードが凍結されたりした場合の対策として「ゆうちょ銀行」の高齢の親のキャッシュカードの家族用の代理人カードを作成してみることにしました。
ゆうちょ銀行のサイトには代理人カードについての記載されたページが見当たりませんでした(ゆうちょ銀行公式サイト:通常貯金の各種お取扱いに関する必要書類は以下のとおりです。)
そこで「ゆうちょ銀行」で代理人カード作ってみた作成方法などの手続き内容や実際の手順や疑問点などが解決した内容などをご紹介したいと思います。
また、ゆうちょ銀行の代理人カードを利用してできること、利用している実例なども合わせてご紹介していきます。
ゆうちょ銀行「代理人カード」作り方の手順
最初に近所の小さな郵便局を尋ねました。
親が高齢になりキャッシュカードの暗証番号の間違いなどがあって心配で代理で使えるキャッシュカードを発行するにはどうすればいいのか?を聞きました。
ちなみに話はそれますが暗証番号は3回続けて間違うと期間関係無く(2回目半年後でもカウントされる)ブロックされるとのことです。※2回間違いで3回目に正解だと一度リセットされるそうです。
1枚の書類を渡されて本人が記入して持参してくれれば発行可能だと説明を受けました。
- 使用する代理人の立ち合いや身分証明は必要ない
- 最初の暗証番号は同じにはできない希望できない
- 暗証番号は後から変更できる
手順としては3つ
- 郵便局に本人自身で訪問
- 身分証明を提示して必要書類を提出
- 書き留めにてカードが届く
- 別の書留で暗証番号が届く
以上で代理人カードの発行は終了です。
意外に簡単で拍子抜けしてしまいました。
ゆうちょ銀行「代理人カード」作るのに必要なもの
必要なものは3点で本人が郵便局窓口で受付すればOKだとのこと
- 代理人キャッシングカード届書
- 通帳
- 銀行印
- 身分証明書
ちなみに申請書は「代理人キャッシングカード届書」といいます。
記入する欄は全て本人が記載しなければなりません。(※委任状でない場合)
本人の欄
- 本人名前
- 住所
- 電話
- 生年月日
- 通帳番号
- 銀行印
代理人の欄
代理人指定をチェック
- 代理人氏名
- 住所
- 電話
カードの種類
一般カードをチェック
たったこれだけでした。
けれども
私が代筆して記入したものを提出しましたら、本人自身が提出しない場合は委任状が必要なので委任状が無いとダメでした。
本人にその場で全て記入し直してもらいました。
ゆうちょ銀行で作る代理人カードの名義と受取方法
代理人カードを使用する家族の身分証明書などの提出は必要かと聞きましたら
「必要がない」とのことで代理人の本人や本人確認の身分証明の提示などは一切ありませんでした。
よくよく理由を聞いてみると
あくまでも代理人カードはご本人に対して発行するものでカードと暗証番号自体はご本人住所に書留で郵送されるのでご本人以外は受け取ることができないからのようです。
本人住所にて本人自身が代理人カードを受け取り、本人から代理人に手渡しするというシステムです。
つまり代理人カードは本人宛てに2枚目のキャッシュカードを発行する形になりご本人が他者に預ける形式になります。
ということは
代理人カードは名称の通り家族カードではなく代理人のため別に家族や親族でなくても第三者の恋人やパートナーや親友などに預けることも可能です。
ゆうちょ銀行で作る代理人カードの発行と事後手続き
通常であれば申請して1~2週間ほどでカードと暗証番号が別々に本人の自宅に書留で届くと説明を受けました。
なぜ2回にわけるというと一度に発送することで悪用されることを防ぐためと説明を受けました。※途中で紛失したり悪意のある人物に手に渡るのを想定しているものです。
実際に申請書を提出して10日ほどで別々にカードと暗証番号が書留で本人手渡しで親の実家に届きました。
ゆうちょ代理人カードが書留で届く
書留で本人手渡しで届きました。
代理人カードは代という文字が記載されて使用する代理人の名前がカタカナで印字されてます。
見た目は「ゆうちょ銀行キャッシュカード」と瓜二つです。
ゆうちょ代理人カードの暗証暗号が書留で届く
書留封筒の中に暗証番号の郵送は1枚の用紙だけが入ってました。
そこに暗証番号が記載されていました。
また何故2つに分けて発送するかのちゃんと理由も記載されていました。
封筒の外側から透かして観れないように黒く枠が塗られていました。
代理人カードの暗証番号の変更
届いた代理店カードの暗証番号は希望の暗証番号ではなく勝手に決められた暗証番号になっています。
そこで届いたら自分でATMなどで好きな暗証番号に変更することを勧めています。
操作は簡単です。
近所の郵便局のATMに届いた代理人カードを挿入します。
画面の中の
- 暗証番号の変更を押す
- 最初の暗証番号を入力
- 希望の暗証番号4桁を入力
- 更に同じ暗証番号4桁を入力
これで暗証番号の変更は終了です。
発行には時間がかかりますが意外に簡単にその場で手続きでいます。
【まとめ】ゆうちょ銀行「代理人カード」は親が健全の内に発行すべき
ゆうちょ代理人カードは単身赴任や子供の仕送りなどに利用して、ゆうちょ銀行の貯金を家族で共有するために利用する方も大勢いますが、一方で年をとった親の万一のために作成する人も大勢います。
しかし、実際の作り方もみるように本人の意識がしっかりしていなければ代理人カードの発行は不可能です。
本人の同意も必要ですが、親が銀行のATMの引き出しで暗証番号など忘れたりしはじめたら早急に発行されることをお勧めします。
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