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2019年11月12日(火)夜のNHKサラメシ・シーズン9「第22回」で放映された長野県諏訪市にある古資材のリサイクルショップの「リビルディングセンタージャパン」こと略して「リビセン」
NHKサラメシの番組の中ではリサイクルショップならではの、もったいない精神で余った食材で作ってるリメイクランチを紹介しています。
そんなとてもオシャレな廃材をリサイクル(レスキュー)している古材ショップの「リビセン」をご紹介します。
諏訪の古材リサイクルショップ「リビセン」の6つの特徴
普通の廃材業者とは違う特徴があるお店です。
商品は値札がつけられ実店舗のみで輸入品の古材などに比べて割安に販売されています。
- 針葉樹 15mm以下:6,000円/㎡、15mm以上:8,000円/㎡
- 広葉樹 15mm以下:10,000円/㎡、15mm以上:12,000円/㎡
- 木っ端:300円~
価格が安いだけでないリビセンならではの特徴のある6つについてご紹介します。
1:リサイクルでなくレスキュー
普通は中古などの販売するのはリサイクルという用語が主流ですが、ここでは「レスキュー」と呼んでいます。
何故ならレスキューとは「救済」という意味から、まだ利用できるものを救って本来の物として資源活用することを目指しているお店です。
販売しているのものは廃屋からでた捨てる予定の傷がある床材や加工済みの木材など。
他には古いガラス資材や古い家具や家財道具。
また廃材を加工して販売
木材は無垢材にこだわり、ベニア板など大量に出回っている資材はレスキューしない「こだわり」を持っている経営をしています。
2:カフェが併設してモデルケースを確認可能
同店舗内にカフェが併設されています。
そのカフェは廃材を利用して建てられたものです。
家具も同様に廃材から加工されたものが使われているのでカフェを楽しみながら廃材の利用の仕方が目で確認できるモデルケースとなっているところも面白いところですね。
3:空き家の処分で思い出を残してくれる
普通は空き家の処分では全てを産業廃棄物として処分されてしまいます。
けれども
リビセンに引き取りを頼むことでレスキューできる廃材や家具は引き取ってもらうことができます。
これで、思い出の数々を引き取ることは出来なくても、廃棄するのでなく誰かが引き継いでくれることが出来ます。
その思い出の家の物がどなたかに引き継がれて使用されていくことは喜ばしい限りです。
だだ残念なことに無料引き取りの範囲は近郊に限ります。
車で一般道路を片道1時間の距離であれば料金はかかりません。
それ以上の場合は、距離に応じて出張交通費(¥3,000~¥50,000程度)
4:引き取りしたものは買取・ギフトのお渡し
大半はタダで譲ってくれるケースがほとんどですが、買取以外にギフトのお渡しという粋な計らいがあります。
ギフトとは、レスキューさせていただいた古材などを使って、フレームなど使いやすいものにつくりりかえてお渡しすることです。
オーダーできるギフトは、カタログからお選びいただけます。
思い出を新しい形でそばに置いておける、リビセンからのプレゼントになります。
5:ワークショップを実施
廃材を利用しての加工のワークショップも行っています。
ただ購入するだけでなく自分で加工できる楽しみも増えますよね
6:廃材を利用したデザイン立案と施行
実際に販売されている廃材を利用してデザイン及び加工も手掛けています。
店舗や自宅などの実績があります。
私も良く利用して本を購入しているAmazonで書籍販売しているバリューブックスも移動本屋の車の施工を依頼していました。
実に味わいある施行ですね。
諏訪の古材リサイクルショップ「リビセン」の生い立ち
代表の東野唯史さんが廃材利用に興味がある時に、アメリカ・ポートランドにある「リビルディングセンター」で建材のリユースショップのノウハウを教えてもらったのが始まりだそうです。
東野唯史さん曰く
ルベージショップ(救出や引き揚げ作業の意味)と呼ばれていて結構あります。中でもリビルディングセンターは状態の良くないものまで売っているし、在庫量が多くて、フレンドリー。地元に愛されていてすごくいいなと思いました」
下記の記事で実際のポートランドの本場の「リビルディングセンター」の様子が分かります。
日本と文化が違うのが分かりますね。
どちらかといえば古民家なども脚光を浴びてはいますが、まだまだ日本は新素材にこだわるところがありますね。
そこで、東野さんは「リビルディングセンター」の日本版を設立するために資金提供を成功させて2016年6月30日に設立して今日にいたります。
だから正式名称がReBuilding Center JAPAN でJAPANがついているのですね。
諏訪の古材リサイクルショップ「リビセン」住所・電話番号など詳細
株式会社 ReBuilding Center JAPAN
電話:0266-78-8967
〒392-0024 長野県諏訪市小和田3-8
JR「上諏訪」駅から徒歩10分
駐車場は10台
- 代表取締役 東野 唯史
- 従業員数: 6名
事業内容:
- ・古材、古道具のレスキューと販売
- ・カフェ事業、食品、雑貨なと゛の販売
- ・古材を活用した店舗設計、リノヘ゛ーション事業
- ・オリシ゛ナル什器・家具の企画と制作、ワークショッフ゜開発と運営
- ・エコハウス事業(HEAT20 G2クラス、高気密高断熱住宅へのリノヘ゛ーション)
- ・地域資源発掘およひ゛コンサルティンク゛
【追記】
空き家の処分などを希望される方で長野県諏訪市近郊にに住んでいない方は距離によって交通費が最大5万円ほどかかってしまいますし、更に遠方の場合は利用できませんよね。
そんな方には、全国各地で個人対個人での無料の引き取りや買取が依頼できる「ジモティ」というサイトもお勧めします。
このサイトに登録すると大型の家具なども直接引き取りに来てくれるので助かりますね。
私もいらなくなった鉢植えなどを引き取りに来てもらい助かりました。
NHKサラメシ・シーズン9「第22回」見落とした人の為の再放送
今回の長野県諏訪市にある古資材のリサイクルショップのリビルディングセンタージャパンこと略して「リビセン」の放送された2019年11月12日(火)夜のNHKサラメシ・シーズン9「第22回」を見落としした方も2回再放送がありますので慌てずに見れることができます。
再放送
11月14日(木)昼12:20~12:43
11月17日(木)午前8:25~8:52
NHK公式ページ(サラメシ再放送)
https://www4.nhk.or.jp/salameshi/2/
それでも見逃したという方には有料ではありますが、NHKのオンデマンド放送というものがあります。
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