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  • 健康

酵素ドリンクの酵素は「死んでいる」は誤解だった。驚きの事実。

 

「酵素ドリンク」の中の酵素はすでに死んでいる。

 

死んでいる酵素が入っているから効き目がないとTVなどでは言われていたりします。

 

本当でしょうか?

 

それはTVの影響から誤解が生じてしまったのが、そのまま巷の噂になっているからです。

 

この放送で2つの誤解がありました。

 

実は酵素ドリンクには元々、酵素は入っていないんです。

 

そして、

酵素は生物でないので「死んでいる」のはないんです。

 

そのTVの内容と実際の酵素ドリンクの酵素に驚きの事実を紐解いてみましょう。

 

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「酵素ドリンクの酵素は死んでいる」とTV放映されてた内容

 

2018年11月TBSの「林先生が驚く初耳学!」で「市販の酵素ドリンクの酵素は死んでいる」が実験も交えて放送されました。

林修先生の番組で

 

40度前後で活発に活動する酵素は、食品衛生法により65度あるいは85度以上に加熱してからでないと販売できないため酵素は加熱殺菌により死んでいる

 

と放映されていました。

 

 

体内で働く酵素は人の体温が一番適して活動していますので、酵素は高温60度以上になると死滅してしまいます。これは高校の生物などでも習いましたね。

 

国内の飲料は加熱殺菌してから販売されている。
※食品衛生法で65℃以上(85℃以上の場合もあり)加熱殺菌して飲料として販売

 

つまり

 

酵素ドリンクが販売されている時点で、

 

加熱殺菌されてた酵素ドリンクに中では酵素は生きていない。

 

と結論つけました。

そして、そのことを検証するために実験も行っています。

 

 

【実験内容】

 

ゼリーを2つ用意。

そのゼリーを二つの容器に入れる

1つ目に生のキウイフルーツ(酵素が多く含まれている)の生搾りジュース
2つ目に市販の酵素ドリンク

数時間後

 

生搾りジュースの中のゼリーは「ドロドロに」
市販の酵素ドリンクの中ゼリーは「変化なし」

このことから、生の酵素を含んだキウイジュースは酵素の力でゼリーが分解されてドロドロになったが、酵素ドリンクは変化なし。

 

酵素ドリンクには酵素が入っていたとしても全て死んでいるから分解できなかった。

と結論づけました。

 

では本当に酵素は死んでいるのか?いないのか?

実は、驚くべき誤解と事実がそこには隠されていました。

 

酵素に対してのTV放映の内容の大きな2つの間違い

 

実は酵素ドリンクには酵素が入っていない

 

または入っていても死菌といった状態で混ぜているので、「酵素ドリンクに酵素が・・・」という発言時点で間違っています。

 

それと酵素は驚くことに生物ではありません。

 

あくまでもたんぱく質の物質なのです。だから死んでいるという表現自体が間違っているのです。生きている死んでいるということでなくて活性化しているか、不活性にになっているかという表現が正しいでしょう。

 

では実際に詳しくみていきましょう。

 

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誤解1:酵素ドリンクには元から酵素は入っていません。

 

酵素ドリンクについては多くの方が誤解をされています。

 

実は酵素は最初から入っていません。(中には酵素を混入し加熱して死菌として混入しているメーカもあります。)

 

実際にメーカーの公式サイトで成分表や原材料名を確認してみたください。○○酵素とは記載されていないはずです。

 

日本の食品法では

 

酵素飲料の場合は約70度で15秒の熱殺菌となっています。

 

元々は

 

酵素飲料とは体内酵素を増やすための原料の野菜のエキスや酵母菌が入っている飲み物です。

 

正式な名称は「補酵素飲料」。

 

それが、短縮されて一般に「酵素飲料」呼ばれるようになったことから、生の酵素がたくさん入っている飲み物だと誤解されるようになってしまいました。

 

つまり、TVの内容自体が、そもそも誤解を招く内容でした。

 

もし再放送するなら

 

「酵素ドリンクは生きた酵素は元々入っていません。誤解されています。体の中に元々ある酵素を増やす原料が含まれている正式名称は補酵素ドリンクなのです。」

 

と訂正して再放送してもらえればいいですね。

 

では酵素って本当はどんな存在なのか?気になりますね。

 

 

 

誤解2:「酵素」は生き物ではありません。

 

林先生の番組では「酵素は死んでいる」と表現しましたが、酵素は生き物ではありません。

 

酵素は生き物の体内で作られるアミノ酸が結合してできたタンパク質です。
酵素は体内と同じような体温にあった条件で活動します。
そこで、温度やpHなど条件が同じであれば、酵素だけを取りだし観察することも可能です。

 

また、試験管などで体内と同じような反応もするので「生きている」と誤解されますが、あくまでも生体反応をしているにすぎません。

 

 

人の酵素は元々体の中にある体内酵素

 

皆さんは高校で習ったのを忘れていませんか?

 

酵素は自体は「たんぱく質」。

体を作っている筋肉や内臓、皮膚なども「たんばく質」です。

「たんぱく質」は熱に弱いです。

 

だからTVで言っていた「加熱処理されるから酵素は死んでしまいます。」という表現は一部では合ってはいます。

 

酵素は、人の体内で化学反応を助ける働きをしています。

 

取り込んだ食べ物を消化したり、他の様々な体内活動の補助をしてくれています。

 

主な酵素には胃で働くペプシンなどの消化酵素が栄養を吸収するのに働いてくれます。

 

人にとっては生体を維持するには欠かせない存在。それが酵素なんです。

 

 

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実際の酵素は2種類

 

体内で作られる体内酵素

 

体内で生成して、もともと体内で活動している酵素です。

最近の研究で体内で生成作られる酵素の量は決まっていると報告されました。

 

そのことにより体外から摂取できる消化酵素の摂取の脚光が浴びた形となりました。

 

先に述べた体内で生体反応を補助してくれる酵素です。
実は自分の体の中で作られる酵素の量は年をとるにつれて減少していきます。
20代から比べると50才以降は7割も減少して30%ほどになると言われています。

 

食物に含まれる食物酵素

 

食物にはもともと消化酵素が存在していますけれども、前述したように酵素は熱に弱ので生食で摂取するしかありません。

 

具体的な例で申し上げると、発酵食品である味噌や納豆。果物などです。

 

既に体の中で活動している消化と代謝などの働きをサポートしてくれています。
食べ物に含まれる食物消化酵素と腸内細菌(善玉菌)が作り出してくれる消化酵素

 

ちなみに

炭水化物消化酵素などはハンバーグや肉料理等に良く添えられるパイナップル、パパイア、バナナなどの果物で、でんぷん等の消化酵素を含むのはキャベツ、大根などの野菜です。

 

 

酵素ドリンクは意味がないわけでない・本来の役割とは

 

野菜やフルーツを生で食べたり、納豆などの発酵食品を食べたりして直接酵素を取ることで熱に弱い消化酵素を取ることができます。

 

一方、通称「酵素ドリンク」は野菜のエキスや酵母菌を含んだ飲料で、その要素が体内にある酵素を増やしたり、活性化する役割をしています。

 

つまり、「酵素ドリンク」で酵素に栄養素を与えて、体内にある酵素を活発化させて、消化を良くして、代謝を良くして体を元気に健康にしようという目的の飲料なのです。

 

 

酵素ドリンクの誤解「まとめ」

 

酵素ドリンクには生きた酵素は入っていません。

 

正式名称は「酵素ドリンク」ではありません。「補酵素飲料」です。

 

体内酵素を増やしたりする目的で原料や酵母菌が含まれている飲料です。

 

正しい知識で、世間の風潮や勝手な思い込みや概念を払拭して、正しい知識で一般通称「酵素ドリンク」と呼ばれている飲料をご利用するのをお勧めいたします。

 

どうしても、生きた酵素を摂取したい方は、生野菜や生フルーツを取ることをお勧めします。

 

またみそ汁なども、味噌を煮え立たせるのではなく、飲む直前に味噌を入れて、味噌を過熱させないように食べるとよいでしょう。