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人の顔と名前が覚えられない失顔症

 

2019年4月23日(火) 21時からの「ザ!世界仰天ニュース 大逆転!読み書き困難の少年が競技かるたで感動の勝利!」の放送の中で、「隠れ患者「約50人に1人」という人の顔が覚えられない謎の症状。驚きの方法で克服!」という内容が放送になりましたね。

 

人の顔が覚えられない女性のお話です。

最悪な状態では自分の顔も、家族の顔も分からなくなるという不思議な病気が「相貌失認(そうぼうしつにん」「失顔症(しつがんしょう)」と言われている病気なのです。

 

実は私も幼少のころから人の顔と名前が覚えられなくて苦しんでいました。
そのこともあって、人とは合わない内向的な性格になってしまったのかもしれません。

 

「人の顔がわからない」原因と症状、そして具体的な私の症状と克服した内容を述べてみたいと思います。

 

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人の顔が覚えられない「相貌失認」「失顔症」の原因と症状

 

 

 

脳障害による病気。

 

人間の顔を認識・識別する側頭葉・後頭葉の顔領域の機能障害と考えられています。

 

症状としては

 

顔の目・鼻・口や輪郭は認識できても全ての部分を「まとめ」た全体の顔が認識できない。

 

先天的なものと事故や病気などの脳障害で生じる後天的なものがあります。

 

症状の程度は幅が広く、軽度なものから自分の顔も分からないものまであります。

 

相貌失認の発生率は2%で100人に2人ほどで意外に多い。日本の200万人になります!
TVでは50人に1人と言っていたので同じですね。

 

しかし、

 

それら対象の人は服や声などの、顔以外の情報で自然に個人特定している人も多く、無自覚で私生活を送っている人も多いです。

 

また、車の車種の区別などがつかないなどの特徴もあります。

 

 

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人の顔と名前を覚えられない子ども時代と仕事上での影響

 

小学生の女の子

 

今も人と会うのが苦痛で、あまり友人もなく人つきあい最低限な生活を送っているのもそのせいかもしれません。

 

子ども時代に顔と名前がわからない出来事

 

大勢ですごすのが嫌いで、いつも一人遊びをしていた記憶があります。

友人も少数で、あまり友達やクラスメートの事は覚えていません。

大勢のクラスメイトがいましたが名前さえも覚えていない人もいました。

 

子供の頃は気づきませんでしたが、人を覚えられない傾向はあったのでしょう。

 

よくTVで昔の卒業アルバムや写真を持ち出して懐かしそうに「○○さんだ」とか話している場面を見て、私は思い出せなな~と思って観ています。

 

大勢の写真を見ても全員同じ顔のように見えてしまいます。

 

人の名前・顔が覚えられなく苦労した2つの仕事

 

人と会わない仕事の時は問題ないのですが、人の名前や顔を覚えないといけない仕事には苦労しました。

 

学生の時の守衛のバイト

 

学生時代にアルバイトで守衛の仕事をしていました。

夕方から朝方までの泊りで、必ず朝は門にたって、管理職の人には挨拶・敬礼する決まりになっていました。

 

先輩に、あの人は○○さん・・・と横で教えてもらっても、どうしても分かりません。
スーツを着ている人たちは皆同じ顔に見えてしまうのです。

 

違う人に敬礼したり、管理職の人を無視したり・・・

 

特に会社の重要なカギを渡す役目があったのですが、その担当者の顔が分からないので相手が近づいて「鍵!」といわれるまで気づかないで大変迷惑をかけていました。

 

 

社会人の時の営業の仕事

 

また就職して営業になると大勢の人と会って名刺交換するのですが、顔と名前が一致しなくて大変苦労しました。

特に大きなビルの大フロアーに何席もある取引先だと、どこに誰がいるのかも見当つきませんでした。

 

人に名刺を出したり、尋ねたりして探す有様でした。

 

また、よくあったことですが、町中で急に声をかけられると、その人が、どこの?どのなたなのか?分からず、聞くことも出来ず、相槌をして誤魔化したことも多数(笑)。

 

そのようなバイトと会社員時代にどうやって人の顔を覚えて克服したのか・・

 

 

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顔と名前を覚えた私の克服法

 

 

守衛のバイトをしていた時は、小さなメモ帳に管理職の名前と似顔絵と服装など特徴のあるものを書いて覚えました。

 

例えば、マフラーしてる。とか、帽子をかぶっている、黒ぶちのメガネをしている。グレーのスーツをしてる。団子鼻とか、ホクロが右目下にあるとか・・・・・とか

 

ただ、服を替えたりされると分からなくなるので、直感的なその人のイメージを描いていました。あくまでも主観です。

 

いつもニコニコしている顔とか、目が鋭いとか・・

見たら子供のお絵かきより酷い絵でしたが、自分のあくまでもイメージなので私だけに分かるメモ帳でした。

 

○○さん
・マフラー・前禿げ・右ホクロ・にらんだ顔・・

 

ある時先輩にそのメモ帳を見つけられ大笑いされました(笑)

 

社会人になった時は、今のようにスマホもなく写真も撮ったりできないので、バイト時代と同じようしていました。

 

名刺の裏に、その人の外見のイメージと私の受けた主観的イメージ(優しい、目が細いとか)を文字とマンガにして書いて営業していました。

 

もし、その名刺の裏側を相手に見られたら取引中止だったでしょううね(笑)

 

人の顔と名前を覚えるコツ

 

営業で名刺

 

その場でその人の名前と特徴をメモる。(スマホ・手帳・名刺)

 

 

  1. 見た目・外見
  2. 自分から見たイメージ
  3. その人とした会話
  4. それら全体のイメージ画像(まんが)

 

私は、名刺の裏に

ど素人レベルの自分のイメージ漫画を描いてました(笑)

 

人の顔が覚えられないで名刺の裏に似顔絵

 

こんな感じで、手書きでホクロやメガネや髪の毛の特徴などを書いた(笑)

 

自分は「相貌失認」「失顔症」なのか?自己分析・診断の方法

 

「相貌失認」「失顔症」

 

今までの人生を振り返り、人を外見や特徴で覚えていた傾向から自分は軽度?の失顔症なのではないかと推測しています。

 

テレビや映画で見た有名人などは一切覚えられませんし、同じ顔に見えしまいます(笑)。

好きな映画のタイトルやあらすじはわかるのですが人の名前などは中々わかりません。
特に役を替えてドラマなどにでるともうわかりません(笑)

 

面白いことに、映画でなくてアニメだとわかります。

 

これは人とは違った形でアニメの顔は特徴的に描いているからだそうです。

 

また車なども覚えることができなくて殆ど車は同じように見えてしまいます。車好きの人が、あれは○○という車だとか説明できるのが不思議でした。

 

 

病院での診断方法は

 

脳神経外科や総合病院など事情を説明して診察を受けてみてください。

 

主に2通りの方式で確認します。

 

  • 有名人の顔と見知らぬ人の顔写真と名前を見せて答え合わせする。
  • 顔の4種類の表情(喜び、悲しみ、怒り、普通)の写真で表情判定する。

 

自己診断の基準は

 

  • 人の顔と名前が覚えにくい
  • 営業ができない(人が覚えられない)
  • 人見知り・人と会うのが苦手・苦痛
  • 大勢の人と交流できない・内向的
  • 映画やTVに登場した俳優や女優を覚えられない。
  • 空気が読めない。人の表情から察することができない
  • 声をかけられた人が思い出せない

 

全てではありませんが、該当される方はその傾向が強いと思います。
私の人生を振り返ると合致しています。

 

ただ医師も述べていますが、常連さんやファンの女優などは繰り返しの効果で覚えているそうです。(これは私も合致します。)

 

私の失顔症だろう過去の出来事

 

人からよく「空気が読めない」と言われていました。

 

多分、その場の雰囲気や、人の表情からその人の感情が読めなかったことが原因だったように思います。

 

ふと発した言葉が人を傷つけてしまって、泣かしてしまったり多くのことがありました。

 

私のよく発していた言葉が

 

「そんな思いではなかった。誤解している。」

「自分は○○と思ってやっていた。」

 

人ともめてたり、誤解が生じて初めて分かった相手と自分の思いの差。

 

良かれと思ってやったことが、実は相手からすると逆の行為だったことは日常茶飯事。

 

例えば、そっとしておかなければならない雰囲気なのに、全然それがわからず、ずかずかとその人の心の中に入った言葉を発したり、相手が落ち込んでるかどうかもわからないことが多々ありました。

 

相手からは自分の事しか考えていないと言われたり・・・

自分では自分なりに気を使っていたつもりでしたが違ったようです。

 

他もにも

映画の人物が覚えられなかったり、町で出会う人が思い出されなかったり(笑)

後は、年を取った人が若いときの同一人物だと気づかないというものありました。

 

もし心当たり有る方は、人の顔が覚えずらい。人の名前が覚えずらい。などの傾向があるか一度、確認してはいかがでしょうか?

 

「相貌失認」「失顔症」の有名人

 

 

実は映画界で有名な男優の「ブラッド・ピット」が「人の顔が覚えられないくて個人の識別ができない」と発表したことで、この病気や病名が脚光を浴びて世の中に知れ渡るようにあたったそうです。

 

日本人では日本の脳研究者の池谷裕二教授がカミングアウトしています。

 

教授は
「道端の石コロに名前が付いていて、微妙な形を区別しながら覚えていくといえばイメージが湧きますか?」

 

と述べたそうですが、この表現は私は良くわかります。

 

【まとめ】自分を追い込まないでください

 

「人の顔と名前が覚えられない」人はもしかして、「相貌失認」「失顔症」なのかもしれません。

 

けれども、繰り返しによって覚える、工夫して覚えることをして克服もできます。

ただ、症状の重い軽いがありますので、気をつけてください。

 

特に今時期は新入社員の方が営業など慣れない仕事で苦労しているかも知れません。

 

無理をせず、苦痛になる程でしたら一度医師の診断を受けたり、部署替えを申請してみるなど調整をしてみてください。

 

自分の努力が足りないとか能力が低いとかは決して思わないでください。責めないでください。

 

私もそうでしたから・・・

 

100人に2人ですから、日本の人口1億人としたら200万人の人が「人の顔を覚えにくい人」なんです。

 

自分の体のことを自覚出来たら逆に落ち着きますよ。