今の車の給油口には紐がついた給油キャップがあります。
ひと昔前の車には紐付きの給油キャップではありません。
特にセルフのガソリンスタンドで個人で給油する時は給油キャップの閉め忘れが多くあるそうです。
私は人生で車の給油キャップの閉め忘れはありませんでしたが
先日初めて給油キャップの閉め忘れをしてしまいました。
給油キャップの閉め忘れで
実際問題は無いのか?
どうなるのか?
どうすればいいのか?
実際に「給油キャップの閉め忘れた時の状況」と「蓋の閉め忘れの危険性と対処法」「購入方法」などを紹介します。
<スポンサーリンク>
給油キャップ閉め忘れた経緯と2日走行の体験談
2021年春のある日に
長距離を運転するのでセルフスタンドでレギュラーガソリンを満タンにしました。
いつもならガソリンスタンドの給油キャップ置きに置きます。
けど当時はたまたま車の上に置いて給油して後に、なんと!給油キャップもカバーも閉めないで走行してしまったのです。
走り始めたタイミングで車の屋根から給油キャップは路面に落ちてしまったようです。
そのまま給油キャップの閉め忘れて更に給油カバーを開けたままで走行すること30キロほど・・
バイパスを走行中にバタン?という音が外から聞こえました。
※後からその音は高速での走行中で開いていた給油カバーが風圧で閉まった音だと分かりました。
心配になり車を停めて周りを見ましたが変化なし?もちろん給油カバーが開いてると知らないので気づきませんでした。
何の音だったのかな?と思いつつそのまま運転してました。
そして、なんと!そのまま給油キャップを閉めてない状態(※給油カーバーは閉めてある)ガソリン満タンで2日間700キロほど走行してしまいました。
※私のフィットは実は燃費が良くて長距離だと23km/Lなんです。(笑)
2日後の帰り道に同じガソリンスタンドで給油しようとしたところ給油カバーを開いた瞬間に!!!!
驚きました。給油キャップが無いのです。
すぐさまガソリンスタンドの店員さんに問い合わせると
事務所の奥から多くの給油キャップが出現!
聞いたところセルフのガソリンスタンドでは多くの給油キャップの閉め忘れ置き忘れが多いとのことでした。
私の車の給油キャップも有り難いことに預かってありました。
ついていたことに道路に落ちていたところをスタッフの方がたまたま通りがかって拾って預かってくれていたようです。
Hのマークがある見覚えのあるキャップで間違いありません。
ホッとしました。
知らなかったとは言え寸前まで知らないで走行していた私。
2日間給油キャップ無しで走行した結論としては
ガソリン35L程度で満タン
給油キャップ無し
2日間650キロ走行(ガソリン消費30L)
天気は晴れ
特に問題は無しでした。
ネットで調べていたらやはり同じようにガソリンスタンドで給油して給油キャップの閉め忘れで運転している人も多くいるようです・
中にはなんと!給油キャップ無しで1週間も過ごした方もいるようです。
給油キャップが無いと「引火して爆発する」などと怖い情報も沢山ありました。
けれども私個人では実際には給油キャップが無くなったとしてもそれほど慌てなくてもよいかなという感想になりました。
※但し屋内の車庫などでの爆発の実例(※後述)もありますので十分注意は必要です。
<スポンサーリンク>
車の給油キャップの無し走行の3つの危険性
今回はたまたま問題が無かったのですが給油キャップ無しで走行には色々と危険な問題もあるようです。
引火の危険
給油口からガソリンが漏れて引火する可能性があります。
ただ今回セルフスタンドで満タン給油したレベルで走行しても漏れるようなことはありませんでした。(※悪路などは走行していない)
またガソリンは揮発性のため液体が漏れなくても揮発したガスに引火して爆発する危険性もあります。
実例ととしては
確かに過熱しているガソリンだと給油キャップを開けた瞬間、プシューとガスが漏れる音を聞きますね。
私は屋外に車を停めていたので良かったのかもしれません。屋内とかで駐車をしている方は換気など注意してください。
燃費が悪くなる
同じくガソリンの揮発性によるガソリンの減りによる燃費の悪さを指摘されています。
先に述べましたがガソリンを給油する時に蓋を開けると「シュー」という揮発したガスが漏れる音がしますので揮発していることは間違いないと思います。
だた私の車に関して言えば今回2日間走行して同じような燃費だったので1日2日程度では燃費には影響がないように思います。
ただそれが数週間であれば揮発してガソリンが少なくなる可能性は大いにありますね。
塗料などの腐食
ガソリンが漏れることによって塗装が腐食するとも言われています。
ただ色々な人のコメント意見を見る限り「現在の車の塗装では腐食するほどではない」ともいわれています。
<スポンサーリンク>
給油キャップ閉め忘れした時の応急処置
もし給油キャップの閉め忘れに直ぐに気が付いた場合は
給油したスタンドが近くであればスタンドに引き返して回収できます。
ただスタンドが遠かった場合には直ぐに対応できませんので応急処置をします。
応急処置は簡単です。
ビニールなどでガムテープで止めて蓋をしましょう。
給油キャップを忘れたスタンドで給油キャップを回収できなかった場合は
給油キャップの購入などの手配をしましょう
<スポンサーリンク>
給油キャップの入手・購入方法
給油キャップを購入する方法は3つ
- ディーラーで純正給油キャップを購入する
- ヤフオクなどで中古の給油キャップを手に入れる
- 楽天・Yahoo!などで汎用性給油キャップを購入する
スタンドのスタッフの方に聞いたところによれば
実際にスズキの車の忘れた見た目も形状も違う給油キャップでホンダフィットの給油口を締めてみましたが問題はなく閉まりました。
要らなくなった給油キャップを手に入れば応用できるとは思いますが、自己責任において必ず確認して対応して使用してください。
※私は純正給油キャップが見つかりましたので使用はしていません。
一番問題ないのはメーカーの純正給油キャップの入手です。
スタンドやオートバックスなどでは手に入りませんのでディーラーに頼むしかありません。
純正の給油キャップはそれほど高くなく3000円以下ほどです。
その他ではヤフオクやメルカリやAmazonなどで中古で販売されている中古給油キャップを手に入れる。
これだと3000円ほど手に入りますね。
一番手っ取り早いのは
楽天やヤフーショッピングなどで汎用性の給油キャップを購入する。
ガソリンスタンドのスッタフに聞いたら「国内車の全ての給油キャプの規格サイズ口径は同じなので兼用できる」と聞いていましたがAmazonのレビューを見る限り国産車はそのようですね。
心配な方はレビューを見て自分の車の給油キャップが適応してるか確認してから購入してもよいですね。
本来なら
紐付き給油キャップが一番いいのでしょうが旧式の車には紐を止める部分が無いので仕方ないでしょうね。
でも紐が無くても給油キャップ止めのツールを利用すれば旧式の車でも給油キャップ閉め忘れの防止ができます。
給油キャップ閉め忘れ防止ツールの利用
今の車は紐付きの給油キャップなので給油キャップの閉め忘れは旧式の車に乗っているドライバーに多いそうです。
また紐付き給油キャップの紐が切れてしまったドライバーも給油キャップを同じく忘れるそうです。
紐付きだけでも購入できますので紐が切れている給油キャップの方は購入された方が良いですね。
給油キャップ置き忘れ防止には閉める給油口にキャップを置くことです。
必ず閉める時に目につきますしキャップを閉めないと閉まりませんので・・。
色々な給油キャップを止めるツールなども販売されていますので自分の気に入った様式のツールを利用されるのも手かと思います。
900円程の給油扉の裏に張るキャップ置きツールです。
900円程の給油キャップ側に取り付けるマグネット式ツールです。
以上のツールを利用すればスタンドのキャップ置き場に忘れることはなくなるでしょう。
もし給油キャップの閉め忘れに気が付いたらただ神経質になることではないので慌てずに応急処置をして給油口を閉めて置き忘れの場合は回収しましょう。
給油キャップが紛失した場合は中古の給油キャプを購入するか近くのディラーに注文しましょう。