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80才過ぎの父の免許更新の高齢者講習と免許返納体験記

 

父が運転免許を返納した。

 

池袋の高齢者による巻き込み事故など悲惨な高齢者事故が増えている中、心配しておりました。

80過ぎの本人の運転は少し乱暴で怖いところもあり返納することを勧めてましたが本人は全然問題ないと拒否していました。

 

しかし免許更新の高齢者講習で引っ掛かり返納することにしました。

その経緯と手順などを忘れないように記録として残しておきます。

 

免許更新の高齢者講習の実際:低得点で診断書提出義務

 

自宅近くの教習所で簡単な検査をしたらしい。

 

実際近くにいたわけではないのですが、認知検査だったようです。

 

いわゆる認知症などを検査するようなもので記憶テストなどが主だったようです。

本人は心構えがなかったからあまり出来なかったとのことでした。

 

検査内容は決まりがあり決まった内容ですので
確かに事前知識があれば対応もスムーズだったように思います。

 

  • 時間の見当識
  • 手がかり再生
  • 時計描画

 

結果は郵送できました。

 

得点は50点以下で本人も驚くくらい悪かったです。

 

義務である75歳以上のドライバーの高齢者講習

検査内容は認知機能の検査

76点以上で2時間講習
49点~75点は3時間講習
48点以下は認知症の医療機関での検査

認知症でなければ3時間講習
認知症の場合は強制的に免許取り消し

 

 

父は指定された医療機関で認知症の検査要でした。

 

本人は病院で検査するぐらいなら免許を返納するということになりました。

 

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高齢者の運転免許返納の実際の手順

 

持参するのも1つだけ

 

今持っている運転免許証

 

運転センターに好きな時間帯に行って口頭で免許を返納したいと伝えるだけで事務手続きをしてくれます。

 

聞いた話によると免許センターは混むので午前は10時から午後は2時半が空いているのでその時間をめがけて来てくださいと親切に言われました。

 

1000円の印紙を購入して記入を終えた必要書類と免許を渡して終了。

 

後は呼ばれたら写真撮影をして「運転経歴証明書」を発行してもらいました。

これは身分証明書の代わりになるものです。

 

もし必要なければ1000円払わずに免許無効で終了です。

 

4点を受け取りました。

 

  1. 運転経歴証明書
  2. パンチで穴が開いて無効のスタンプが押された運転免許証
  3. 運転免許返納証明書
  4. 返納して受けられる特典などの説明書

 

 

父の場合は1時間ほどで終了しました。

 

本来なら30分ほどで終了予定でしたが実は免許更新の高齢者講習で認知症の疑いありということになっていたので問い合わせなどで面倒なことになっていたようです。

 

認知症なら免許返納はできなくて取消になるので事務手続きが違ってしまうとのことでした。

 

一応事情を説明して本人は返納するつもりだったが試しで更新できるかやってみただけであること。

 

最近MRIをとって問題なかったことなどを話しました。

 

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まとめ:免許返納の注意点

 

運転免許を返納する場合の注意点や気の付いたことをまとめたいと思います。

 

返納する場合

高齢者講習を受けて医師の診断書が必要な場合は診断せずに返納すること

 

もし認知症の場合は免許取り消しの行政処分になります。

 

返納する意志が固い場合は高齢者講習などせずに返納すること

 

返納する時は免許センターに電話して空いている時間帯を聞く

 

運転はできないので家族やタクシー・バスを利用すること

 

証明書を発行してもらう事

 

身分証明の代わりになる・各種特典がうけられる。

 

特典は地域によって違いますがクーポン券や半永久的に利用できる割引サービスなどもありますのでしっかり聞きましょう。