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タピオカの原料は「キャッサバ」熱帯で主食の芋から作られたデンプンの塊

 

タピオカの原料は熱帯地方で主食とされて栽培されている芋の仲間「キャッサバ」。

 

成分は炭水化物のデンプン。見た目はサツマイモのような形で、それを加工してでんぷんをタピオカといいます。

 

間違いが多いですが、タピオカの発祥地はブラジルタピオカティーの発祥の地は台湾です。

 

意外に間違っている人が多いです。

 

実際にタピオカの原料のキャッサバの歴史から、タピオカ誕生の由来や作り方までも一緒にご案内します。

 

 

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タピオカの原料は「キャッサバ」

 

トウダイグサ目トウダイグサ科イモノキ属の芋の仲間

 

キャッサバは今でも南米やアフリカなどでは生で販売されている主食の野菜です。

 

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日本の野菜でいえば、里芋のように茎がまっすぐ立ちあがって葉がついています。

 

ただ里芋と違うのは木であるということ、里芋と同種なのはタロイモといった芋です。

 

茎の根元に多くの茎根(芋)が円状にがぶら下がった形状になります。

芋自体はサツマイモのような細長い形です。

 

芋と呼ばれる部分は根の部分です。

 

育て方はサツマイモの様に茎を土に刺すだけで根がでて簡単に育ちます。

 

痩せた土壌や乾燥した痩せた土壌でも栽培できて乾燥などのも強く、保管も容易いなため世界各国に広まりました。

 

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キャッサバの歴史

 

昔から熱帯地方(南米、西インド諸島)の原住民の方が主食で食べていた芋でした。

 

食性の時代は古くて、なんと1400年以上も前の南米古代文明のマヤ遺跡からも出土しています。

 

亜熱帯の地域の世界各国に広まったのは16世紀以降の南米の大陸発見に伴ったヨーロッパ人との交易によるものだと言われています。

 

現在アフリカでも栽培されて多くの人に食べられていますが、元々アフリカには自生していませんでした。

 

皮肉なことに奴隷貿易時の航海する時に食べ物として重宝されて、それで伝わったといわれています。

 

更にヤムイモやコメと比べても容易に育ち、病気にも強く、やせた土壌などでも栽培できるとあって東南アジアでも増えていきました。

 

また人口増加の移植者対策でもキャッサバ栽培を奨励したこともあり全世界に広まっていったのです。

 

 

 

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キャッサバ生産量

 

全世界で約3億トンで、需要が高く現在も栽培量が増えています。

 

用途としては

 

食用以外では飼料やでん粉加工品、エタノールの原料としてバイオマス燃料としても利用され始めています。

 

アフリカ産が多く半分を占めて、残りがアジア・南米産

 

  • 1位ナイジェリア
  • 2位タイ
  • 3位ブラジル

 

他の国は国内食用として生の需要があるけれども2位のタイはタピオカなどのデンプン加工原料として殆どを輸出しています。

 

最近はベトナム産も増えています。

 

食用キャッサバの種類

 

キャッサバには苦味種と甘味種があります。

 

苦味種は

主にデンプンへの加工用(タピオカの原料)として用いられいます。

甘味種は

野菜として生で食べる現地以外では主にヨーロッパなどに輸出されて食用にされています。

 

生キャッサバの食べ方

 

東南アジアのフィジーでは主食になっていて、蒸したキャッサバをご飯代わりに食べているそうです。

 

食べた人によっては無味無臭で全然美味しくもなんともないとコメントありますが、次第に無くてはならないものになっていくそうです。

 

生食用のキャッサバは毒性の少ない甘味種です。

 

茹でたり揚げたりして食べるのが普通です。

 

生のキャッサバが日本で販売されていない訳は毒

 

キャッサバの根茎には

シアン化合物という有毒成分が含まれているので日本では輸入禁止になっています。

 

日本ではキャッサバの毒成分を除去した加工品が輸入されています。

 

しかしながら、

最近は日本でも品種改良したキャッサバが栽培収穫されるようになってきました。

 

 

タピオカの名前の由来・歴史・発祥地

 

タピオカの発祥地とタピオカティーの発祥地は別々です。

 

タピオカ発祥の地と名前の由来

タピオカの発祥の地はブラジルです。

 

タピオカの呼称の由来は

 

ブラジルの先住民のトゥピ語でデンプンの製造法を「tipi’oka」(タピオカ)と呼んでいたことに由来します。

 

元々原産地の南米の原住民が食料としてキャッサバを利用していた時の製造方法の名前をそのまま使用したものです。

 

水分を加えて加熱すると糊化する特徴があるので主に食品の繋ぎとして用いられています。

 

本来のタピオカはドリンクに入っているような黒色の粒粒で味があるものではなく、無味無臭の白いデンプンの粉です。

 

タピオカティーの発祥の地と名前の由来

 

タピオカパールを入れている飲料が日本で流行していますが、タピオカティーの発祥の地は南米ではなく台湾です。

 

1980年代に台湾でタピオカパール(タピオカを粒にしたもの)を紅茶にいれたのが始まりです。

 

普通の飲み物だとインパクトがないのでタピオカを砂糖などで味付けして小さな粒にして固めたものをミルクティーの中に入れて食感と味わえる飲み物として発売しました。

 

当初は売り上げはありませんが、徐々に人気となり、今では台湾のソウルフードの仲間入りになるほど一般的な飲み物になりました。

 

現在では全世界に広がり日本ではブームになっています。特にタピオカパールを黒く着色した黒玉が入っている甘いタピオカティーに人気があります。

 

 

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台湾で45店舗を展開するお茶専門カフェの「春水堂(チュンスイタン)」はタピオカティー発祥の店と言われていて今でも人気店です。

 

本場のタピオカティーを飲みたい人は台湾に行ってみたください。

 

タピオカティーの作り方

 

タピオカの原料は「キャッサバ」熱帯で主食の芋から作られたデンプンの塊。

 

生キャッサバは毒抜きした後は直ぐに食さなければならないため、多くは加工されて粉末にして流通しています。

 

そのキャッサバの粉がタピオカです。

 

日本で流通しているタピオカは既に丸くされて加工されたタピオカパールといいます。英語でタピオカの真珠という意味ですから形状からつけられたのですね。

もちろん、無色のタピオカパールや黒く染められたブラックタピオカパールなどがあります。

 

作り方は簡単です。

 

  • 乾燥ブラックタピオカ水につけて戻します。
  • 水を吸って膨張したタピオカパールの水を切ります。
  • 砂糖を入れた水を沸騰させたら、タピオカを入れます。
  • ある程度の固さになったらザルで水を切り冷やすだけで完成です。

※注意:タピオカは水から煮ると溶けてしまいます。

 

タピオカパールの販売・値段

 

現在ではネット販売でも容易に値段もお手軽に入手できるようになっています。

ただ、偽物やまがい物なども多く流通しています。

有名な販売されている店舗としては業務スーパーなどがありますね。

 

 

ネットではAmazon・楽天などで乾燥タピオカが沢山販売されています。

 

 

楽天市場より「乾燥ブラックパール500g800円」

 

既に黒い丸の状態になっている台湾産の乾燥タピオカ。

本場横浜の中華街の専門店の品。

 

 

Amazonから「西日本食品工業 片栗粉として使えるタピオカ澱粉 1kg 629円」

こんなに安いんですね。

 

片栗粉の代わりに、タピオカの丸い粒に挑戦もできる粉のタピオカ

 

まとめ

 

タピオカの原料は、タイで栽培されているキャッサバ芋だとは知りませんでした。
そして、発祥の地が台湾だったともしりませんでした。

 

昔パンナコッタが流行りましたが、同じように一過性の流行でしょうね。

 

タピオカは今まで日本で馴染みがありませんでしたが、マスコミた口コミやSNSなどで一気に拡散され人気ものになりました。

 

一部ではとても原価が安く儲かるので暴力団の資金源にもなっていると1部ネットニュースで取り上げられるほどです。

 

中には中国で古タイヤを加工した偽物のタピオカで腸閉そくをおこした人もでるほど偽物も出回っていますのでご注意くださいませ。